サトエリ

自転車を駅の近くに停めた。鍵を抜いたら、手からこぼれおちてマンホールの中に落ちてしまった。とても落ち込んだ気持ちになる。

すると、左の方から工事現場の人らしきおじさんたちが数人現れた。鍵を落としたまさにそのマンホールで、今から作業をするところらしい。私は少しだけ希望が見えた気がして、「鍵を落としちゃったんですけど取れませんか?」と急いで聞いてみた。おじさんの内の一人がすぐに「あ〜無理だよお」と言ったのだけれど、別の人は「取れるかもしれないよ」と言ってくれた。

おじさんたちが穴に向かって何やらやると、鍵がポーンと飛び出てきた。一瞬嬉しく思ったのも束の間、それは私の物ではなかったようだ。どこからか高校生くらいの男の子がやって来て、嬉しそうに鍵を持って行ってしまった。

とは言え、その子のが出てきてのだから私のだって出てくるかもしれない。私は期待しながら待ち、もし出てきたら「踏み切りの向こうで働いてるんですよー」とか何とか話しかけてみようと考えていた。

場面が変わり、後ろから黒スーツの男たちがやってきた。狙われているとわかる。しかし、こんな展開は夢に違いないとも考えた。夢なんだから大丈夫。どうにでもなるハズだ。そう思い、爆竹のような物を後ろに投げた。男たちは銃で撃ってきたけれど、私は何とか無事に逃げることが出来た。

木々の間を走り、気がつくと、広場のような場所に居る(この時には夢だという自覚はもうない)。真ん中には浴槽があり、サトエリが入っていた。気持ち良さそうだったので、私も後ろの空いている隙間に一緒に入ってみた。せっかくなのでサトエリのおっぱいを触ってみたりもしていた。