ギャル曽根ちゃんの作戦

どこか山のような丘のような場所。視界は開けていて、平坦な部分にいる。何かのイベントに参加しているらしく、そこに布団を敷いてけんちゃんと並んで寝ようとするのだが、彼は私の体調などを心配して、しきりに帰れ帰れと言う。しかし、皆でここで寝てこそ、イベントに参加した醍醐味があるというものではないか。私は「大丈夫だから」「なんでそんなに心配なの?」「ここで寝るから!」といったやや強引な説得で、予定通りそこで眠った。

気付けば朝。体調はどこも悪くなっていない。ゆうべはそんなに寒くなかったからあんなに気持ちよく眠れたのかもしれないな、と考えていた。

舞台は同じような感じなのだが、場面が変わり、私はギャル曽根ちゃんになっているような設定(あとから客観的な視点になった)。好きな人がいるのだけれど、それを上手く伝えられないでいる。つい、しつこくしてしまったり不躾な視線を送ったりしてしまうようだ。ギャル曽根ちゃんは、いちかばちかの作戦に出た。自分の書いた手紙(こんなに好きになっちゃってごめんね、的な内容)を、ゴミ箱に捨てたのだ。おそらく相手の男性が見ているだろうと思われるタイミングで、それをやってのけた。ゴミ箱に投げ入れたあと、走って立ち去る。彼が拾って手紙を読み、そんなにも好きだったのかということと、手紙を捨てたということは諦めたのだということを知ることで、気持ちが揺れてくれればいいなと考えていたのだった。

ギャル曽根ちゃんは、しばらく諦めたふりをしていた。しかし、ふとした拍子についまた視線を送ってしまう。相手がそれに気付いてしまい、何か言われた(←忘れた)。TOKIOの山口くんだった。ギャル曽根ちゃんはしまったというような表情になり、そんなことないと否定をして逃げるように立ち去った。

そんな展開だったが、なんだかんだで二人はうまくいったらしい。ギャル曽根ちゃんは余裕の表情。得意気に、うまくいくコツを話していた。

☆寝る前についていたテレビで、ギャル曽根ちゃんが男の人を落とすコツのようなものを話していたからかな。