お祝い瞬間用バッグ

自宅のベランダで洗濯物を干している。干すものは二つしかないのに、その内の一つが下に落ちてしまった。紫のズボンだ。

私は教室にとってかえした(2階の奥の部屋は教室らしい)。「先生、洗濯物を落としちゃったんで取って来ていいですか」と言うと、皆は振り返って笑っている。「5分で戻ります」とか何とか言って拾いに行った。

戻ってくると、玄関の中にシノブ(A)ちゃんがいた。「お茶でもしますか」と囁くようにこっそり言ってみる。すると、シノブちゃんも「お茶でもしますか」と同じようにこっそり言った。二人でキッチンに行き、冷蔵庫を開けてみる。ストローがささっているオレンジジュースのパックがあった。他に良さそうなのも見当たらなかったので、それを出して回し飲みをしていた。

いつの間にかもう一人増えていたものの気には留めず、3人で教室に戻ろうとする。玄関の辺りで先生に出くわしてしまった。やっぱりサボったねみたいなことを言われそうになる。私は階段を上りながら、「ノドが乾いたんでジュース飲んでましたごめんなさいでもサボってたんじゃないです」と急いで言った。先生は笑っていた。

場面変わり、デパートのような場所。私はショーウィンドウを覗き込んでいる。中で手品?をやっているのだった。隣を見るとヤマちゃんがいたので、メールアドレスのこと聞こうと思っていた。

ところで今日は、何かのお祝いの日らしい。デパートでは、そのお祝いの瞬間に、一人一つ何かを手にしていなくちゃいけないという決まりがあるようだ。私も持つものを探すことにした。黒いショルダーバッグを見つけたのでそれを持った。バッグ部はナイロン、持ち手は銀のチェーン。入れるところは2段になっていて、しまうと一段になりそう。これはけっこう便利かもしれないなと思っていた。

他にもいろいろな物があるので見ていて楽しい。彼はどこにいるんだろうと思ったら、本屋さんにいた。

またウロウロしていると、予約が必要そうな高級レストランエリアに来てしまった。お店の前には店員さんが立っている。6階くらいのイメージ。途中にはこれまた高級そうなオープンカフェもあった。

戻ろうとするのだけれど、元の場所がわからなくなっている。とりあえず道を行くと、倉庫っぽい所に出てしまったりする。戻っては行き、を3回くらい繰り返した。

バックヤード風の廊下で、「アニー」の出番待ちの人たちを見つける。そこにいたおじさんに道を聞いてみたのだけれど、直接ここに来たからわからないと言われてしまった。そしてまたウロウロ。すると今度は、例の「アニー」軍団の最後部に出た。私は「ああここに出ちゃうんだ」と言っていた。

再び場面が変わる。ミカちゃんがユカボンを怒っている。結婚式に呼ばれなかったかららしい。でも、海外だから仕方ないのだ。私はエリちゃんとそのことについて話していた。エリちゃんも海外で結婚式をしたことになっている。「エリちゃんのも見たかったけどさ、しょうがないよね」と言った。見るとエリちゃんは、ウェディングドレスを着ていた。ノースリーブで、肩から胸にかけてレースがふんだんに使われている。色はオフホワイトよりもう少しベージュに近かった。私はレースの部分を触りながら、「でもまあいいよね、ドレス姿は何回か見たし」と言っていた。