素晴らしい景色

どこかのショッピングセンターを、飛びながら移動している。

1階はフードコート。何か食べたい気分だけれど、鶏料理屋さんもラーメン屋さんも閉まっている。土曜日なのに、と不満な気持ち。

外へ出て上空に行くと、小さなお店を見つけた。カウンターがある。そこにいた人が、軟骨っぽい何かをくれた。口に入れてもらおうと思ったのに、痛いことをしてくる。意地悪だ。私は別の人に文句を言っていた。

2階だか3階だかを飛ぶ。「ぼくドラ」の本が平台陳列されている。アメリカ特集が目に入った。オーストラリアのもあるかな?と思う。あるなら読みたい。

上からは垂れ幕。それをよけながら、上へ下へと微調整して飛んでいく。上に行くには平泳ぎの技術を使っていた。

最上階は、左側が全部窓だった。景色が美しい。海は深めの青。晴れた空。鮮やかなグリーンの木々。これはオーストラリアとはるかも。日本にもこういう所があるんだなあ。

涙が出そうになった。彼と来ようと思う。でもここはどこの駅ビルだろう?新宿?汐留?どこも違う気がするのだった。

場面が変わり、妹とケーキを見ている。とても美味しそう。生地と生地の間にラズベリー色のソースが見える。「グラナータ」という名前のケーキで、オーストラリアのものらしい。行った時に買ってくれば良かったなと思っていた。