鼻吸い器

どこか外。リーダーと、その友人らしき人が少し前を歩いている。どうやらリーダーの友人は鼻が詰まっているらしい。私は歩きながら、その人に鼻吸い器の説明を詳しくしていた。なんなら私がやってあげてもいいよくらいの勢いでいたのだが、その人は乗り気ではない様子だった。それはそうだなと思ったし、よく考えたら私だって別にやってあげたくはなかったのだった。