映画

少し離れた場所にそう大きくはないスクリーンがあり、映画らしきものが流れている。そこは、病院のロビーのような場所。外国人の男の人が、知人と話している。その男の人は、この国の人間であるという証明書を見せていた。免許証のような形。しかし偽物だったようで、「違うだろ」と言われていた。知人にそんなことを言われたのがショックだったのか、その人は足早に出て行ってしまう。次の章になるらしい。画面に大きな「梟」という字。続いて「落歴○」と出た。これが副題らしい。場面が変わり、マンションの一室。時東ぁみと嶋大輔が話している。2人で向かい合って座り、手に手を取って何やらにこやかに談笑中。じゃれているような印象を受けた。さっきの男の人たちのやり取りといい、この2人の様子といい、映画を観ているというよりは実際にそばで見ているような感じだった。だからついこれが現実だと思ってしまいそうになるのだが、そういう映画の場面なんだと改めて考えていた。時東ぁみは演技にも進出したのだなと思いながら見ていた。