グラス選び

デパートで、彼にプレゼントするグラスを選んでいる。彼が近付いてきたのがわかったので、パソコンの画面を消さないとと思う。しかし彼があっという間に近付いて来たので、もう割り切ってどれがいいか直接聞いてみた。彼は選べないらしく、放棄。「選んで」と言い残し、去って行った。グラスが1つ、床に転がった。模様だらけのデザインで、シールが貼ってあるような安っぽいものだ。「これは違うよね?」と私は彼に言っていた。ところが、よく見るとそれは繊細な作りをしているらしく、3万円もの値札がついていた。割れなくて良かったと心から思っていた。いつの間にかお母さんが一緒にいて、何とかワールドフェアがやってるからそこを見たらと言っていた。***彼の誕生日プレゼントのグラスをどれにするか悩んでいたから。