ハガキ

皆で旅行にでも来たらしい。妹がさっき買ったボールペンを、おばあちゃんも欲しがっている。出店で買ったもので、頭にウサギか何かがついている。妹と一緒にお店のおじさんから新しくもう1本買った。しかし、ボールペンではなくシャープペンだとわかる。シャープじゃおばあちゃん嫌がるかもなあと思い、妹と少し戸惑っていた。おばあちゃんは少し離れた場所に立って待っている。振り返って見てみると、真っ青なワンピースのような服を着ていた。気付くと、ベンチにおじいちゃんが座っていて、私を呼ぶ。おじいちゃんはにこやかな表情。イケダという人を知っているか聞かれた。Iちのことかな?と思いつつ、どうしたのか聞き返した。その人から、ハガキが届いていたらしい。おじいちゃんが手渡してくれたので見てみると、やはりIちからみたいだった。私が出したハガキに印刷されている。これはおじいちゃんがプリントアウトしたのだと思い、よく私が書いたハガキの文面とかぶらずに印刷できたなあと感心していた。別れた後に出したものらしいのだが、「忘れないでね〜」と書いてあり、しかも最後にはハートマークまである。その気はないのになぜそんな誤解を呼ぶようなことを書いたんだろうと思っていた。裏側の下の方に、返事が書かれていた。思うところあって数年は連絡しない、というような内容なのはわかったが、後半は書きながら眠ってしまったみたいにグニャグニャで読み取れなかった。消印を見ると、2005年になっていた。おじいちゃんは2年もこのハガキを保管していたのだなと思った。おじいちゃんはこのハガキを私に渡すつもりなんだろうか。彼が見たら要らぬ誤解をしてしまいそうだな…と考えていた。場面が変わり、サティのような店舗が見える場所にいる。実家から近いらしいのだが、険しい坂の上に位置している。彼と私は自転車でそこまでやってきたのだった。私は「近いねーーー。平面だったらもっといいのにね」と言いながら、それはちょっと贅沢かなとも思っていた。しかし、車の量も多いので、危険も多い。そうそう来られないなという気持ち。私たち家族はまた別の場所に旅行に行くような感じ。準備をしている。しかし、サーちゃんがウンチをしてしまった。彼は「こんなタイミングじゃもう絶対に間に合わないよう」と悲痛な声で言っていた。