おじいちゃんと話す

部屋。お母さんが上の方を見て、「うん、うん」と頷いている。何だろうと思って視線の先を見ると、おじいちゃんの写真だった。心の中でおじいちゃんに何か質問をすると答えてくれるらしい。お母さんはおじいちゃんと話してきたようだ。 私もおじいちゃんの写真を見上げ、『おじいちゃーん』と心に思う。しかし質問は思い浮かばず、サーちゃんが健康でいられますようにみたいなことを考えた。すると意識(体?)が上の方に吸い寄せられ、写真へと向かっていく。いよいよおじいちゃんと話すんだな、と思っていた。 *** サーちゃんの鳴き声で目が覚めた。