いつの間にか出産
オナカを見ていると胎動があった。足のカタチがモロにわかるほど。
左足だとわかる。「足だよね〜」と言うと、右足もぽこっと出てきた。思っていたよりも随分と小さい。彼に見せるべくデジカメで写真を撮っていた。
気がつくと、お子を両手で持っている。まだ手のひらサイズだけれど、小さくてあったかい。可愛いなあという気持ちになった。しかし小さすぎるので、またオナカに戻さないといけないと思う。
おむつを替えるポーズでオナカに入れようとする。横たえさせたら嫌がって「早く〜」と言われた。妹は「そんなこと話すんだあ」と少し驚いている。お子は、もう外に出ていたいようだ。ちょっと可哀想だなと思ったけれど、今はまだ小さすぎる。もう少し入っててねと声をかけた。
閉めようとして(フタのようになってる)思い直し、頭を下にした。オナカにおさまった状態になる。何だか不思議。頭はちゃんと下にしたけれど、顔の向きはこっちでよかったんだろうか?誰かに聞いてみようと考えていた。
おばあちゃんの家の台所にいる。お母さんとおばあちゃんがお寿司を盛り付けている。カツオの分厚いお刺身もあった。私はそれを見て、美味しそうだなあと思っている。