踏み切り事故

踏み切りの手前に到着した。うっかり自転車に乗ってきちゃったなぁと思う。踏み切りは、向こうの右側だけがなぜか開いている。おばさんが自転車で通過した。電車が来ているのに危ないなあと思う。次に、別の女の人が滑り込んだ。しかし滑りが甘かったのか途中で止まってしまい、それはちょうど電車の目の前だった。私はそれを見て、もうダメだと思った。怖くて「ウギャーーー!」と叫んでしまった。

女の人は電車と一緒にクルクルと回転した後、車輪に寄り添うように倒れていた。周りにいた人も、私の叫びに驚いて何かあったと気付いた様子。閉まっていない踏み切りは、2人の作業員が直している。この事故を止めることは出来なかったんだろうかと考えた。でも踏み切りを無視して渡った人が悪いんじゃないか。私は内心轢かれちまえと思っていたんじゃないかと感じてドヨドヨした気持ちになっていた。

仕事場に着く。遅刻だ!もう入り時間を過ぎている。でも皆いて、それほど焦ってはいない様子。一斉に着替えたりしていた。

☆翌日の29日夕方、踏み切りの前を通ったら事故か何かがあったようだった。