怖いできごと

彼と居間にいると、インターホンが鳴った。真夜中だったのでビックリする。彼が走って出て行くと、セールスマンがそこに立っていた。商品か何かの説明をし始める。

彼は「何時だと思ってるんだ!!」と驚くほど大きな声で怒鳴った。私も後ろから「信じられない」と呟いている。セールスマンは、急にしょんぼりした顔になっていた。

リビングに戻ると、リョーマくんのウンチだらけ。しかも何か大きい。レーズン入り団子みたいだ。持ったら形が崩れ、いつものサイズのがコロコロと出てきた。どうやら、夢庵の人たちで丸めて遊んだようなのだ。私は「さわっちゃったよ」とユカボンに言っていた。

場面が変わり、2階の寝室。何か怖いことがあり、私は怯えている。しかし彼はそんな怖がりは嫌なようで、怖がっている私を怒っている。一生懸命に何か言おうとするのだけれど声が出ず、かすれた声で「声が出ないよぅ」と必死に訴えていた。

部屋から出る時にTVを消そうとすると、いくらやっても消えない。彼も不審に思ったのか、様子を見に戻ってきた。リモコンのボタンを押してもTVに変化はなく、押すたびに遠くから「ハラサン、ハラサン」と聞こえるのだ。どうやら、なぜだか書斎の内線電話と連動している模様。お母さんとハラさんが書斎(元私の部屋)に泊まっていて、目覚ましが鳴っているのだなとわかった。彼は急に恐ろしくなったらしく、「怖ぇぇ」と言っていた。