表参道

夜。私は学校に行くようだ。表参道で彼とバイバイする。紀伊国屋も既に閉店している。改築は終わったのかななどと思いながら通り過ぎた。

横断歩道に来て驚いた。クアアイナとかなくなってるじゃん!どうやら道路の幅を広くするために撤退させられてしまったらしい。左を見ると高速道路のようになっていた。

信号はあるけれど、渡っていいのかどうか微妙な感じ。押しボタンがあったので見てみる。高校生専用ボタンだった。

『飛んで行っちゃおうかな』と迷っていると、信号が変わった。私は走るような飛ぶような感じで渡って行った。信号の青のマークは、緑と黄色のチョウチョの絵だった。ヒラヒラ動いている。道理でわからないはずだなと思っていた。

ガソリンスタンドを通りかかる。ペンキの缶のような物がいくつも置いてあり、私はそれを転がしてしまった。足に引っ掛けたのかも。缶はコロコロと坂を転がっていったので、従業員の人と私は走って追いかけた。ペンキがこぼれると大変なことになるのだ。従業員の人は巻いてあったシートをほどいて地面に敷いていた。いつの間にか缶はいくつか転がっていたようなのだけれど、私は走って1つだけ止めることができた。

気がつくと教室にいる。誰かとメモを見ている。日付と4人の名前、それから最後に「告白」と書いてある。この日に告白するってことだねと言いながら笑いあった。よく見ると、4人の内の1人はIちの名前だった。このメモはIちが書いた物だなと思う。

これは過去のメモで、私に告白するという内容なんだとわかった。見られちゃいけないような気がして隠していた。