ゼロ小説

本を開いて読んでいる。どうやら小説のようだ。0(ゼロ)がいくつか並んでいるのだけれど、それぞれのゼロの周りには上下左右に2個ずつの小さなゼロが並んでいる。つまり、8つの小さいゼロが大きいゼロを囲んでいるという状態。どういう意味があるんだろうと考えながら読んでいた。

どういう順に読めばいいのかが、非常にわかりにくい。よく見ると、縦書き2段組のはずなのに上の段は更に2段に分かれているのだった。私はやっと理解し、なるほどねという気持ちで最上段だけを読み進めていた。

場面が変わり、小学校の校舎の手前にいる。小説を体感しているという気持ち。ややポッチャリした小学生の男の子が、どこかから戻ってきた。私は付き添いという感じで一緒にいる。先生らしき人が駆け寄ってきて何か言った。すごく心配していたんだろうなと思いながら聞いていた。