親水公園水だらけ

建物と建物を結ぶ通路(廊下)にいる。ちょうど境目に、正気を失った男の人がいた。放心状態のようで、自覚せずに行動しているっぽい。

私たちは向こう側の建物のに行きたいのだけれど、その人に見つかってはいけない。その男性の動向を見ながら、行きつ戻りつしていた。しばらく繰り返していたら、男性はこちらを追う素振りを見せた。

慌しく逃げる。教室まで走り、「先生!!」と叫んだ。ダンブルドア先生のような人が、少し離れた地面に火をつけた。火事で場が混乱している間に皆逃げよということだと思った。私も急いで逃げた。

いつの間にか外にいる。会社のような所にうっかり入ってしまった。制服の女の人がいたので「通り抜けられますか」と聞いてみる。「行けますよー」と言いながら先導してくれた。

着いて行くと、女の人は同僚と会話した後、席に座って電話などしている。私は居場所がない気分。ソワソワしていると、デルちゃんがやって来た。ここの社員なんだなと思う。デルちゃんは、私だとわかると「何やってたんですか」「どうしてここにいるんですか」と、ちょっとふざけた口調で何度も言い始めた。私も半分笑って答えていたのだけれど、『これが本物の先輩だったら嫌だろうな』と思っていた。

気がつくと、バスに乗っている。後ろに移動し、停まった所で降りようとしたら、ちょうどハマショーが乗ってきた。誰かに挨拶しているようだ。私はそのまま素通りした。その後、無視するなんて駄目だという感じで、誰か私を怒ってるなぁと感じていた。

歩いて行くと、イシイユキヒロくんが歩いてきた。さっきの教訓?を活かし、目が合ったのでニッコリしてみた。しかし何だか不自然な笑顔になったような気がしていた。

家の近所の公園付近を歩いている。彼と一緒。公園は、いつの間に変えられたのか、親水公園になっていた。親水公園とは言っても、通路がない。基本は水で、ところどころにごく小さな島が作られている程度。私は、「これじゃ通り抜けられないじゃーん」と言っていた。

ふと見ると、公園の横の駐車場もおかしなことになっていた。赤ちゃん連れの夫婦が困ったように立っている。私と目が合うと何か言いたそうだったので、近付いてみた。実は、ここは彼らの契約している駐車場だったそうなのだ。それなのにこの場所も勝手に親水公園にされてしまったらしい。私は「勝手に変えるなんてヒドイね」と同意していた。