文化祭

舞台は学校。文化祭のような雰囲気。廊下で、青い炎の櫛森くんと一緒にいた。薬とか売ってる人から何か買ったらしい。布の袋を覗いてみると、オレンジっぽい棒アイスみたいなものが入っているのが見えた。これも薬なんだなと思う。何か言葉を交わした後、見つからないようにまたしまった。

場面が変わり、教室にいる。女の子2人が櫛森くんの側にいた。私は、廊下のロッカーにワンピースを干した。どうやら櫛森くんのものらしいトランクス(でもデザインは彼の持ってるやつ)の干し場所を探している。最初はロッカーに並べて干したものの、ここじゃ櫛森くんが気付かずに帰ってしまうかもと思った。教室に戻り、机の横にコッソリ掛けたのだけれど、やっぱり持っていて後で渡そうと考え直した。

廊下に出て持っていたトランクスを見られないようにバッグにしまおうとしていると、そのことに女の子が気付いたのがわかった。何かまくしたてている。私は急いで走って逃げた。エレベーターで降り、廊下の隅の教室に向かった。誰か優しい女の子と一緒にいる。

その教室では、ミサのようなものが行われるところらしい。部屋は暗く、右にぽつりとある台には一人の人が縛り付けられている。その人はこちらを見ていた。他にも何人か人がいたのだけれど、いずれも白い服で、頭に三角の大きな布を付けている。気がつくと、私も同じ格好をしているのだった。

驚いて、廊下に出た。トダユミちゃんは終えてきたらしく、「是非やってみてくださいねー」などと廊下にいる人たちに声を掛けている。このまま逃げるわけには行かないと思い、観念してもう一度入った。すると、ちょうどこれから台の人に何かするらしい。死んでいる人を触るといった儀式があるようで、私にはとても出来ないなと感じた。

再び廊下へ。カンケがいるのが見える。私は「もうヤだ〜」と言っていた。逃げようと決意する。エレベーターに乗ろうとすると、黒い格好をした人が下に向かうようだった。ちょうどドアが閉まるところ。この人は、ミサの指導者のような存在なのだとわかる。同じエレベーターで下に行ったら、私が参加しなかったことを知っていて待ち伏せしているかもしれないなと思った。そこで、右側にあった階段で降りることにする。さっきの優しい子も、一緒に来てくれた。私は「優しいねえ」と感激して言っていた。

下の階に着くと、2つ並んだドアがある。両方とも頑丈な鍵がかかっているようだ。私はその左側の塀の上から、それを見ている。優しい子が、私に「ナイフ貸して」と声を掛けてきた。ポケットからナイフを出すと、優しい子は左のドアをこじ開けようし始めた。側にはもう一人の子も一緒にいた。

私は塀から観察している。天井はあるはずだけれど、ないかのように部屋の内部が見えている。開けようとしている部屋の向こう側にもドアがあった。すると、そのドアを教師のような女性が鍵で開けようとしているのが見えた。私たちの行動がバレているのだ!と思った。急いで中止し、右のドアへ向かう。

こちらのドアはすぐに開いたので、中へ入った。この部屋にも追っ手が来るのがわかっていたので、走って部屋の真ん中にある小さな建物の屋根の上へ登った。既に追っ手は私たちを捕まえようとしているらしい。銃を構えた人たちがこちらを凝視していた。私たちは、3人で屋根の上に伏せ、状況を見守る。追っ手たちは私たちを見つけられないようだったけれど、いかにも見えてしまいそうなのにどうしてバレないんだろう??と思っていた。

やがて、優しい子が何かを投げた。風船のような大きな袋の中に、スーパーボールがたくさん入っている。その袋自体もスーパーボールのような機能をもっているらしい。優しい子がそれをいくつか投げると、どれもピョンピョンと弾みだしていた。追っ手たちは、何だか驚いた様子だ。優しい子が「爆弾だと思ってるんだよ」と言うので、なるほどと思い、思い切って先頭を切って飛び降りた。すると、私の方に爆弾が来た。本当は爆弾ではないことはわかっていたのだけれど、わざと「わー!」と言いながら避け、「あと30秒!1分以内!」と言いながら走った。

いつの間にか、3人はバラバラになっていた。私は一人で屋根の上をひた走る。瓦の上に布団が敷いてあったり、トイレがあったり。『こういう仕掛けだったのか』と理解した。すべて、学校側がやったことなのだとわかった。

闇雲に走り続けていると、普通の教室の前に出た。生徒が何人かいて、壁に貼ってあるプリントを眺めている。私の教室も近いなと思い、これで戻れるぞと安堵した。

安心したら、トイレに行きたくなってしまった。しばらく廊下を走るとトイレを見つけたので、さっそく入る。個室は一つしかなく、白い薄手のカーテンが引いてある。丈も短くて、何だか心もとない感じ。急いで用を足していると、女生徒2人がいきなりカーテンを開けてきた。そして、早く早くとせかすのだ。私はろくに拭けもしないまま外に出ることになってしまった。

再び廊下に出たところで、まだあの白い服を着ていることを思い出した。せっかくここまで逃げおおせたというのに、こんな服を着ていたらすぐにバレてしまう。着替えなきゃ!と思った。しかし、適当な場所がない…。

廊下では、どこかのクラスがイベントを行っていた。にぎやかな雰囲気。見ているうちに、どさくさに紛れれば何とかなるかなと思ってきた。黒いトップスを手に持ち、下着が見えないようにサッと着替えた。続けて下を脱ごうとしたとき、男子生徒が見ている(と言ってもHな視線ではなく、何をしてるのかな?というような視線)ことに気がついた。近くにいた女生徒もそれを見つけたようで、私に「困ります〜」と声を掛けてくる。私は、スミマセンと謝りながらも下(なぜかジーンズだった)を脱ぐと、ロングスカートを履いていたのですぐに着替えを完了させることが出来た。私は、これで安心と思ってホッとしていた。