ダーリンじゃないと。

彼とコンノさんと3人で話している。しばらくして、彼が髪が伸びてきたのを気にしているのに気付いた。私は「週末切る?」と聞き、彼は「うん」と頷いた。

ここで『何か変だな』と思い、コンノさんは『あれ?』という顔をし、そして私は次の瞬間に思い出した。コンノさんと付き合うことになったということを!

もう今までのような楽しい週末はやってこないんだ。髪を切ってあげることだって出来ない。どうしてコンノさんと付き合うことになったんだっけ?彼との方が絶対に合ってるのに。

そう思ったら後悔の嵐が吹き荒れてきた。衝動的に「やっぱり他の人じゃダメなのー!」と叫び、うえーんと泣いた。彼は、ホレ見ろそうだろ?という感じで嬉しそうに笑った。