休業日

お母さんと街を歩いている。一緒にショッピングを楽しもうという予定。私が時計を買ってあげる約束らしく、お母さんは楽しみにしている。

なのに、お目当てのデパートは閉まっていた。少し離れた場所からそれが確認できたので、「えー?」と言いながら近付いた。「10日も休み」と書いてある。2人とも、今日が駄目なら明日にしようと思っていたのに。特に私の方がショックを受けていた。

場面が変わり、バスに乗ろうとしている。一度車内に足を踏み入れた後、ベンチに荷物を取りに行った。すると、バスが今にも発車しようとしているのがわかった。ピーと音が鳴っている。私は慌てて駆け寄ったのだけれど、間に合わずにバスは行ってしまった。あーあ、と思いながら次のバスを待つことにした。

しかし気が付くとバスに乗っている。座席の配置が少し変わっていて、やや後ろ寄りにある椅子は中央にしかなく、窓の方を向いていた。その席に、高校生らしき女の子が3人並んで座っている。3人はこちらを見て何やら話しながら、意味ありげに笑っている。私はとても気分が悪いなあと思っていた。

いつの間にか、見知らぬ高校の脇を歩いている。更に歩くと、突き当りには中学校があり、何かの練習をしている生徒たちのにぎやかな声が聞こえてきた。高校の近くには中学があるもんなんだなぁと思っていた。