夢庵ビデオ

お揃いの白いTシャツを着た女の人たちが、夢庵の接客について学んでいる。派遣されてアルバイトをするらしい。夢庵の接客はとても難しいようだ。「ちょっとここは難しいね」などと言っている。私は少し離れたところから見ていたのだけれど、お辞儀の仕方などを思い出していた。

指導役風の男性が「ちょっとお願いしまーす」と中の人に声をかけると、夢庵の店員さんが出てきた。これから見本を見せるようだった。

気が付くと、ビデオを見ている。夢庵のことを記したビデオらしい。私が一心不乱に見ていると、遠くでユカボンとおばあちゃんが「夢庵スキだねえ」と半分呆れて言っていた。

ユンがビデオカメラを持っていたので、撮ってくれるようにお願いした。しかし、このテープで最後らしい。『これを撮るとあれが撮れないけど…もういい。考えないことにするっ』と言っている。私は申し訳なくなって、「新しいテープを返すね」と言ってテープの種類を確認していた。普通のDVテープよりも、随分サイズが小さかった。『うちのバッテリーより小さいや。こんなのが出てるんだなあ』と思っていた。

その後、バスに乗り込んだらあまり席がなかった。迷ったけれど、最後はネギ(高1の礼拝で隣りの席だった人)の隣りに座った。

場面が変わり、お母さんがお鍋を覗いてシチューを食べたそうにしている。ゆうべ彼と私で食べきってしまってあったので、「食べちゃったよ?」と言った。「食べたかったのに…」と残念そうにしていたので、私は「あ…かわいそう。」と彼に言った。お母さんは「スープシチュー。」とつぶやいていた。