準備

家で、一生懸命に出かける準備をしている。カバン一つに詰め終わったところで、今日は泊まりなのだと気がついた。修学旅行に行くのだから、こんな小さなバッグで足りるはずがない。見るとバッグが3つも置いてあったので、一つにまとめようと焦り出した。

時間を見るとまだ5:30。とりあえず間に合うだろうと少しだけホッとする。そこに、チャイムが鳴った。私は、お父さんがゴルフから帰ってきたんだなと思っている。お母さんは「こんな朝早くに鳴らしたら近所迷惑なのに」とブツブツ言っていた。

化粧ポーチや普段持ち歩いているポーチをバッグに入れる。制汗剤も入れようとしたが、見当たらない。お母さんに「ワキシューは?」と聞いた。見つからない。私は半分キレたようになって準備を進めていた。次に前髪をブローした。何だか上手くいかない。くるくるブラシもしまわないとなぁと考えていた。

しおりを見て、持ち物の確認をする。横書きのしおりを左へめくるように読んでいたのだけれど、見て行く内に表紙は反対側だと気がついた。表紙を見ると、わら半紙のような紙に「青山何とか」と書いてあった。

場面が変わり、見知らぬ女の子と一緒に居る。私と女の子はテーブルのような場所に座っていた。女の子は、私の後ろから手を回してコチョコチョとくすぐりだした。私は笑いながら何か言っていた。