高い靴

ジィとナンプちゃんと一緒にいる。3人とも当時のエプロンをして、働いているような感じ。上の階に、一緒に働いていた他の人たちがたくさんいるらしい。しばらくすると皆が降りてきて、私たちが制服を着ているのを見て懐かしそうだった。

教室で、席に着いている。メグロさんが立って何か言おうとしているのだけれど、感激で泣いてしまい、言葉にならなくなっていた。近くにいたセキちゃんがそれを引き継いだものの、やっぱり感動してしまった様子。涙ぐんでなかなか言葉が出なかった。私は一番後ろの席で、『そうだよね、感動しちゃうよね』と思いながら見ていた。

レジの係になっている。女の人が靴を持ってきた。それは44000円くらいするもの。濃いめのピンクの子供靴なのだけど、ミニーちゃんの絵が入っているから高いのだ。女の人は、4400円だと思っているのがわかったので値段を言うのが忍びなかった。申し訳ないような気持ちで「44000円です」と言ったら、女の人はものすごく驚いていた。

出しかけていた1万円札を手元に引き寄せ、「なんでよっ!?」と怒っている。私が「これ、高いんですよね。でも欲しくなっちゃいますよね〜〜」と話しかけると、「そうなのよ!いいのよね〜、これ」と言った。機嫌の方は良くなったようだった。私の機転が良かったんだなと満足した。