3人の困っている人

知らない道を歩いている。大きな外国風の建物の前にくると人がたくさん。その中には教授がいて何やら話している。3人の人たちが困ったことになっているらしい。

皆で空を見上げると、光?か何か、とにかく世界が終わるのだとわかるようなことが起こった。私はお母さんと一緒にいたのだけど、慌ててダーリンの名前を叫んだ。暗くて顔はよく見えないものの、2回呼んだところで彼は「ここだよ」と言って来てくれた。3人で手をつなぐ。妹はもう死んじゃったのかな?と悲しくなったけれど、この手だけは離さないぞと思っていた。

歩いていくと、困っているという3人の人たちのことがわかってきた。

最初は教授。絵を探していたんじゃないかと思う。建物(お屋敷)の中は何階建てかになっていて、各階の壁には大きな絵が掛かっていた。それはよく見るとエッチな様子の女の人たちを描かれていた。あんまり観たらいけないような気になった。

階段の横のところでは、ヤスシくん(本当は幼なじみのシュウくん)が女の人に怒鳴りつけている。女の人はヤスシくんの姉で、「違うのよ」と必死で言っている。2番目の困っている人だ。話を聞いてみると、ヤスシくんの大事な書類をお姉さんが真っ二つにしてしまったということらしい。普段、大切な書類には目印があるのだけれど、縁が波状にしてあったのでてっきり要らないものだと思ったとのこと。誰か別の人の仕業だよということで一応の解決を見た。ヤスシくん、と呼びかけながらも『この人はシュウくんだよなぁ?』と思っていた。

しばらく歩いていくと、通路に出た。その部分には屋根がなく、連絡通路といった雰囲気。女性らしき人が向こうから飛び出てきた。何やら殺気立っている。二人の女性が襲われそうになっていた。私が行くと、刀(というより鉈?)を構えて私に勝負を挑んできた。これが3番目の困っている人ではないかと感じた。

その人が悪魔にとりつかれていることを私はなぜか知っていたので、「○○○…(←忘れた)11月の悪魔…○○○…(←忘れた)12月の悪魔!」と大きな声で言い放ち、いつの間にか持っていた武器で彼女を切りつけた。その途端、彼女は我に返ったのだった。けれど血を流している。自分の体を見ると、切りつけられたのか返り血なのか、私の服にも血がついていた。

襲われかけていた二人は脇の道路に座り込んでいた。片方が小さなプラスチックのケースのようなものを2つ持っていて、中を覗いて「あ。」と言った。見るとケースの内の一つにピアスのキャッチが2個入っているのがわかった。どうやらもう片方の人がなくしたものを探していたらしい。ケースを持っていた方の人は「ごめんなさい…」と謝っていた。

3番目の困っていた人というのはこの人たちのことだったのか…と思った。