底なし沼

人がたくさんいる。夜。どこかへ逃げているような感じ。建物などはなくて、とても広い場所(「関西で緊急事態」の夢の続きなのかも)。

走っていると、目の前に底なし沼が現れた。見渡す限り沼で、先に行った人たちも続々沈んでいっている。彼とはぐれたくない!と思い、振り返って彼の手を取った。2人でくっつきながら、抱き合うようにして走った。言っておかなくては!と思い、彼に「愛してるよーーーっ」と叫んだ。彼も同じように叫んでいた。

沼の直前まで来た。沈むスピードは、思っていたよりも速いらしい。もう本当に終わりなんだ、と思った。沼に飛び込んだ。あっという間に胸まで浸かってしまった。全身沈んだらさぞかし苦しいんだろうなと思った。でも彼と一緒でよかったなとも思った。彼の顔を見て、2人で「せーのっ」と言いながら沈んだ。