氷のスライダー

ダーリンと、どこかのホテルに立ち寄った。試食を無料で食べて去ってきちゃおうと思ったのに、かなり遠くの方から担当の人(おばちゃん)に発見されてしまった。ヤバイと思って逃げようとしたのだけど、あっという間に追いつかれてしまった。おにぎりを床に落としてしまったので慌てて拾った。手にたくさんついてベタベタする。ちょうどいいので「洗ってきますから」と言って、そそくさと立ち去った。2人して”しめしめ”という気分。

通り道に水族館があって、ちょっと目を奪われた隙に彼とはぐれてしまった。私だけ、氷のスライダーのような所に出てきてしまう。道はもうそこしかないので仕方なく滑った。ものすごいスピードなので、とっても怖い。何とかスピードを調節しながら下へと向かった。一番下は道路。最後はカーブで終わっているけれど、誤ってまっすぐ行ってしまえば間違いなく車に轢かれるような危険なゴールだ。

私は無事に道路に着地。すぐに彼を探して走り出した。ほどなくして発見♪帰ろうとして駐車場に行くと、さっきの担当者がいるではないか!しかも2人!見つからないように、車の陰に身を隠した。車の色はショッキングピンクだった。