強盗

おばあちゃんの家。2階の和室でさーちゃんと遊んでいる。ふと上から1階の方を見てみると、男の人が歩いて行くのが見えた。そのまま気にせず遊んでいたのだけれど、何かがおかしいと気がついた。さっきより男が増えている感じなのだ。再び下を見ると、お母さん(とおばあちゃん?)がいて、私の方を見て「110番」と口パクで伝えた。やはり緊急事態なのだ!

さーちゃんと話していると下の男たちに見つかってしまうかもしれない。私はさーちゃんを連れ、ベランダに出た。携帯で警察に電話をしようとしたのだが、さっきの男が2階にあがってきた。こっちに気付いたような視線。

私はさーちゃんを抱えると、向こう側の低そうな屋根を選んで飛び移った。更に屋根3つほど飛び移ってから着地。携帯のボタンを押しながら、急いで歩く。突き当たりは右に曲がった。そっちの方向にたしか交番があったなと思ったのだ(前にみた夢の中での場所。山道の中腹にある。自転車で行った)。

歩いていくと、道路がお祭りのような雰囲気。人がたくさんいる。お神輿でもやってきそうな感じ。私はそこで何度か警察に電話しようとするのだが、ちっともつながらない。液晶画面を見ると、10101とかなっている。押し間違えたのだ。落ち着かなくちゃと思い、よくボタンと液晶とを見ながらかけてみた。すると、呼び出し音すらなくすぐにつながった。

「強盗だと思うんですけど…2階にいて」と言うと、何か聞かれた。しかし、ふと見るとさーちゃんがいない!驚いて「さーちゃーーーん!」と叫ぶ。目で探してうろうろと歩き回りながら、電話を終えた。

さーちゃんを必死で探す。周りにいる人にも声をかけて一緒に探すほうがいいのかも?などと思ったりしていた。歩いていると、金網のフェンスの中に子どもが入っていくのが見えた。中にもたくさん子どもがいるようだ。もしかしてここにいるのかもしれないな、と思って見ていた。気付くとけんちゃんがいて、さーちゃんもいた。けんちゃんが見つけてくれたんだなと思い、ホッとする。

おばあちゃんの家に戻っている。どうやらみんな無事のようだ。これからどこかに出かける感じ。いつの間にか、渋谷のビックカメラのエレベーターっぽい場所にいる。チャムが、欲しいマンガがあるんだとお母さんにねだっている。私は『この年になって?』と思いながら見ていた。