ドラえもん飛行船

実家のメンバーと食事をするらしい。テーブルに向かうと、焼肉の準備がしてあった。鉄板をアーチ型にして、電気の鍋の上に置いてある。お父さんがメニューを渡してくれた。好きな物を注文しなさいということらしい。

お父さんはタコのスライスを食べていた。けんちゃんはタコが好きだから、これは注文しなくちゃと思う。横で見ていたけんちゃんが「2皿注文して!」と嬉しそうに言った。私はこっそり、3皿注文しちゃおう〜と思っていた。お肉もあったので食べてみた。ジャリジャリする。砂肝だから仕方ないのかなと思っていた。

他にも肉じゃがのようなおかずなどいろいろ注文しようと決め、メモに数を書き留めた。メニューの上の方を見ると、ミスドのおまけや駄菓子まで載っていたので不思議に感じていた。

気が付くと、外にいた。虎の絵が描かれたお店の前だ。私はそこで、引き続きメニューをチェックしている。いよいよ裏面に突入し、お肉を注文しまくろうという気持ち。

そこへ、虎の絵のお店の主らしいおじさんがやって来た。会釈をしたら、ニコニコと話し始めた。これはもう見たかい、と言いながら私の後方の地面を指差した。飾りだか何だかわからないほど目立たず地味なものなのだけれど、どうやらこの店の自慢らしい。私はリアクションに困り、曖昧な返事をしていた。

お母さんが、誰だかにお返しをしたいけど小分けに出来るかわからないと悩んでいる。私は店員の星野真里ちゃんに相談した。やはりそれは難しいという返事だったので、3つくらいならどうか、とか、包装紙を分けてもらうのは駄目か、などと聞いていた。

いつの間にか明け方。お母さんはもう考えるのに疲れて諦めてしまったらしい。一緒にいた妹もおばあちゃんも、もう疲れてしまったとのこと。私はそれじゃ間に合わないじゃないかと憤り、じゃあ私が一人で行くからと言い残して立ち去った。でもお母さんは戻ってきたので、私はどこかの店内で注意事項のメモなどをとっていた。すると店員さんが何気なく邪魔してきた。私は感じ悪いと怒り、もうここじゃ買わないと宣言しながら店を出た。

お母さんからメールが来た。ドラえもんの飛行船を追いかけてそこの会場でお墓参りみたいなことをして記念写真を撮ってきて欲しいらしい。これは必ずやらなくちゃいけないことだからお願いと描いてある。空を見ると、ドラえもんの飛行船が飛んで行くところだった。私はさーちゃんを抱きかかえ、急いで走った。

途中で見失ってしまったので、近くにいた人に聞いた。その人はウサギの小屋まで私を案内すると、ここからのがわかりやすいからと言い、「右へ行ってくださーい!左でーす!」と説明を始めた。私はそれに合わせてダッシュしたのだが、「スチュワーデスのポスターのところを」と言われてわからなくなった。そんな物は見当たらない。この人に案内してもらうのは諦めて、引き続き走った。

イベント会場に出た。しかしどこでドラえもんの記念撮影が行われているのかがわからない。当たりをつけて、走っているうちにやっと見つけた。手を挙げながらそこに走った。

写真撮影をすることになる。気付くと後ろにお父さんが並んでいた。ヒュウくんとヒョウくんもいるらしく、お父さんは「二人は次でいいよ」と言い聞かせている。

さーちゃんと私がドラえもん飛行船と一緒に並ぶと、見知らぬおじさんもなぜか入ってきた。一緒でいいでしょうという感じで言われたので、困りますと答えて遠ざけていた。