全身タイツ風セーター

建物内をエレベーターみたいにクルクル回転するタイプのパーキング前にいる。車を停めてあるので受け取りたいのだ。しかし係のおじさんなどはいないので、自分でボタンを押さなければならない。難しいのは、ボタンを押すにもタイミングが必要だというところ。タイミングを誤ると、回転に巻き込まれて手が挟まれてしまう仕組みなのだ。躊躇してなかなか押せずにいると後ろから誰か来たので、どうすればいいんですかと相談していた。

JRの駅の前から家に帰る。自分が一瞬吸った後のタバコを誰か一緒にいた友達が欲しいと言うので、パタパタして火を多くしてから渡してあげていた。時計を見ると、もう朝の4時とかだ。キヨちゃんと帰ることになるのだが、携帯で親と話した結果、怒られることが確定らしく泣いている。私は「怒られた?」と聞いた後はそっとしつつ、最短で帰れるよう細い遊歩道を通って帰った。最後は「じゃあねー新学期!」と別れていた。

家に着くと、皆いる。大掃除をしていたようだ。お父さんもいる。皆が起きていた嬉しさと、私は怒られないんだという安堵感から、「ただいま〜」と元気に家に入って行った。

これから皆でお出かけすることになっているらしい。キヨちゃんも誘ってあげた方がいいと思い、近くにいた誰かに「ADも誘ってあげてよ」と言った。その後で、『AD』だけでキヨちゃんだとわかるんだよなと考えていた。

誰かに何かを渡すことができるのは用意がいいと、今井雅之っぽい人に褒められた。私は自分のバッグを覗きながら、『Tシャツやおむつも持ってるからね』と思って嬉しくなる。でもこれを持っていくのは重いから、おむつを少し減らそうと思っていた。

カウンター?の向こうにくりぃむしちゅーの上田さんがいた。セーターを着ている。きつかったらしいのだけれど、「ここ(首)までいったらすんなり来た」と話している。しかし私は『それセーター!?』と思う。やけにぴったりしているのだ。上田さんが「これはまだ違うよ」と言うので「そうでしょ?」と言いながらよく見たのだけれど、薄い黄色ベースにいろいろな柄が描いてあり、おまけに頭までぴったりかぶる形でまるで全身タイツ。面白すぎて爆笑してしまった。笑いながらふと横を見ると、見知らぬお笑いコンビがいた。知らない人たちだなと頭の片隅で思いつつ、そのまま笑い続けていた。

誰かがネタみたいなことをしている。途中でよいこの濱口さんになり、あと5箇所できるんやでみたいな話をしながら、私の向かいにいた人の目やらほっぺたやらにちょっかいを出している。気付くとヤマカミさんがいて私に同じことをしようとするが、何だか恥ずかしく思えて「いいよやらなくて」と言ってやめさせていた。