八戸

ATMに彼と向かい、画面を見ている。これからお誕生日のメッセージか何かが表示されるらしい。彼が手配してくれたものらしいので、私はワクワクして待った。しかし、受付用紙を画面にタッチしなくてはならないことがわかったので、バッグの中から探していると急に画面が暗くなってしまった。

近くにいる男の人がやったらしい。点検かと思ったが、何ですかと聞いても「禁煙」と答えるばかり。私は「タバコなんて吸ってないじゃんね!」と怒りながら彼に言った。どうも腑に落ちない。こんな突然に電源を落とされて、次に復活した時にはまた最初から作業しなくてはならないのだろうか?

私はその男の人に、「また途中から操作できるんですか?途中からできるんですかっ?けっこうめんどくさかったんですけど。途中から操作できるんですかっ??」としつこく何度も言っていた。彼は横でくっくと笑っていた。

明確な答えも得られないし、どうも態度が悪い人だったので私は頭にきてしまった。その人に近付き、バッジをつかんで名前を見た。「プランステージ(←プランはちょっと違うかも) 八戸」とあった。「はちのへさんですか!」と確認していた。