片付け

部屋の片付けを始める。大きな押入れの上部分に登った。ぱっと見た感じで、けっこう捨てられる物があるなと思う。お裁縫箱が出てきた。今と同じくヨックモックの缶で、中には青・紫・白などの刺しゅう糸が見える。探していた時には見つからなかったのに、他のを用意したら出てくるんだよねーと思い苦笑した。

下の段には大きなドラム缶が見える。青・紫・白系の色で、小さな花柄っぽい模様。かわいらしい。あれは何かに使えるかな、でも大きいから邪魔かな、などと考えていた。

場面は変わり、ナカト部長が昨日「今はパソコンで図面が描けるのか!」と言っていた話を思い出して彼に話した。彼は笑い、よく覚えてたねとちょっと褒めてくれた。ナカト部長からは他にも、紳士用のズボンについて聞かれていた。どれも基本的なことで、私は会社に関係あると感じていたので『なぜ知らないの!』と心の中でつっこみながら答えていたのだった。

気付くと自宅横の私道にいる。パピーの子(たしかナオミちゃんという名前でバルとかアキちゃんの友達)が紙を見せてくれた。バルや私などがどうやってひとりで暮らすようになったかのレポらしい。日記から抜粋して印刷したものを、バルか誰かがくれたということのようだ。ナオミちゃんは、文字が多いので目が変になったと言いながら読んでいた。私はそれをチラッと見せてもらい、ああ私のもあるなと思っていた。