妊娠発覚

教室に入った。席に向かうが、前を歩いていた子が先に座ってしまった。私は自分の席がわからない。ミズオ先生に聞くが教えてくれなかった。もしかしてあそこだと急にひらめく。後ろから見ると、スズキマユミちゃんがいるのが見えた。間違いない。私のことを待っているようで、隣の席の人とそんな話をしていた。席に着く。ガアの気持ちを確かめたいと考えている。若しくは、好きだったという気持ちを伝えたいと思っている。そのチャンスは今日が最後だ。もう結婚しているし、どうこうなるなどというわけではないのだけれど。彼はどうしているだろう?と思い、振り返ってみた。コバヤシミオコちゃんと並んで座っている。お弁当をあーんと食べさせてあげていた。なんだ彼もそういうのあるんだ、と思った。ガアが誰かと一緒にいる。2人とも、私があげたライターのかけらを胸ポケットなどにつけている。これが2人の気持ちだとわかった。今も気持ちがあるという印なのだ。嬉しいような切ないような気持ち。しかし、目が覚めた。夢だったのだ。友達と一緒に辺りの床を探すと、夢では組み立てられていた紙のおうちのようなものが、組み立て前の状態で置いてあった。やはりあれは夢だったんだ。私は友達に、諦めるような口調で「そういうことなんだよ」と言っていた。キムラリエちゃんとイソヤマくんが結婚することになったらしい。私は『そうか小学校の頃に好きだと言っていたもんな…いつから付き合っていたんだろう』と思っていた。私は妊娠したらしい。お母さんが言った言葉でわかった。すごい確率だなあと思う。旅行バッグのような荷物を運んだが、少しだけ重いので何となく不安になる。持って行くとお父さんがいて、「そんなの持って大丈夫?」と言った。***読ませてもらっている日記で、第二子妊娠しましたというのが2人続いたから。