トイレに暖簾

キャンプをするらしい。私たちは広いテントの中にいる。センちゃん(?)と誰かは、組み立て式のトイレを持ってきたらしい。見ると、既に設置してあった。カラフルな洋式トイレだ。しかし、このままむきだしでは恥ずかしくて用を足せそうにない。男性陣もいるし。私は脱ぐ動作をしながら「この時がイヤだよね」と言い、センちゃんたちも座る動作をして「こうなっちゃえば別に大丈夫なんだけどね」と言いながら笑っていた。幅30〜50cmでかなり長さのある布を持っていたので、それを上からぶら下げて目隠しにすることを思いついた。幅の短い暖簾だと思えばいい。洗濯バサミで留めてぶら下げる。生地が薄かったので、余った分は再び上へと折り返して二重にした。多少透けてしまう不安もあるが、これでひとまず安心だ。あとは音が問題だなと考えていた。場面が変わった。クラス替えが行われたらしい。ガアとは離れてしまったんだなと思った。最後のクラス替えだったのに。中2の時のようにおまじないでもすればよかっただろうか。少しの間そんなことを思っていたが、よくよく考えるうち、近くにいない方が気楽にふるまえて良いかもしれないなあという気持ちに変化していた。イワヤはボーイッシュな子が好きらしい。私の隣の席の子がまさにそうで、ああこの子だな、と思う。髪は短くボーイッシュ、しかしとても可愛いのだった。また場面が変わり、量販店の一角のような場所。シートに数人が座っていて、その前に設置されているテレビでは、ビリーズブートキャンプの映像が流れている。ダンベルを持ち、バランスをとりながらゆっくり左右に動かしている。『重そうだなあ。これはキツイよ』と思う。シートの所でアクビちゃんが寝そべっていたので、「どう?」と聞いてみた。「飽きちゃった」という返事。思わず2人で笑ってしまったのだった。