中学校からやり直し

大浴場に着いたが、シャンプーなどを忘れたと気付く。妹に「ごめん1分以内で戻る!」と告げて取りに行く。学校の中のような場所。廊下を軽快に跳ねるように進んでいた。ポーチを持ち、戻る。しかし道がよくわからない。こっちだと思われる方に行ってみた。どこからか妹が現れて、そっちじゃないとかこっちだとか言ってくれる。妹は私が遅いから怒っているみたいだった。廊下には人がたくさんいる。そんな中を抜けながら急いで戻った。それなのに、もうすぐ着くというところでポーチを間違えたと気付く。最悪だ、と思った。ここにある物でどうにかならないかと考えていた。制服を着た女の子がインタビューに答えている。慶応女子かと思ったが、東京学館何とかと書いてあった。でもこれは東京女学館の制服なのになと思っていた。おじさんらしき人に泣いて訴える。「高校に通えることになったのは嬉しいけど、中学からやり直さないといけない?1年間なら初心に返ってとか思えるけど3年間は…またabcとかからやって、授業中も寝ちゃうだろうし、内申は悪くて成績は良いみたいになって…前と同じことになると思うの!無駄としか思えないのよ」などとサブリナのような口調で言っていた。歩きながら切々と訴えているうちに、家の駐輪場のところに到着。どうやら私の気持ちは伝わったらしい。おじさんが波田陽区を呼び、自転車の鍵について聞いている。問い質すような口調だったから、波田陽区はちょっと躊躇しつつ答えていた。東京に出てくる時に、鍵を盗まれたらしい。もしかして波田陽区が自転車の鍵を壊したのかなと思ったがそうではなく、こういう風にすればすぐ外れるというのを見せたかったらしい。おじさんは近くにいた業者のおじさんに、後ろの鍵を外させていた。なぜ鍵を外しちゃうんだろう?と考える。私がいなくなった後、自転車を二人で共有するためかなと思った。でも、鍵2本あるんだから壊す必要はなかったのに。前の鍵であれば1本しかないけれど。翌朝、おじさんに会いに行った。(クータンの家の場所)中に入ると、おじさんは会うなり「明日は送別会だぞ」と言う。そんなにすぐ行くことになるんだなと思う。「おじさんおじさん、どうして後ろの鍵は2本あるのに鍵を壊して前の鍵は1本しかないのに壊さなかったの?」と、途中何度か噛んでしまいつつ言った。おじさんは「それはね…フロインだよ」といたずらっぽく言う。フランス語だとわかる。「文章のつながりから考えて…間違いという意味だね」と私も楽しそうに言っていた。クータンの家の前。誰かにもらったらしい、丸くて茶色いお菓子を持っている。おにぎりを握るような手つきで丸めたら、少しひびが入ってしまった。更に丸めた後、上手くつながらなかった部分を食べてみた。甘くて美味しい。郵便のおばさんがやって来る。封筒を持ってきてくれたらしい。私はお菓子を持っていたので、手紙が汚れないよう、持っていた小さい紙袋に入れてもらった。すると、おばさんは「私の手も覚えてくれているんでしょうね」と言うのだった。送り主はエリ・ヒロミちゃんだった。場面が変わる。すべりやすい道なので気をつけてとみんなに声を掛けながら進む。おばあちゃんが車椅子に乗っている。迎えに行ったのだが、すごく背の高い女の人が受け止めているのが見えたため元の場所に戻る。今度はその次の人を迎えに行こうとするが、別の人がもう向かっていた。何度もうろうろしてしまい、みっともないような気持ちになる。その人たちは、おんぶで登場した。しかしフラフラしている。倒れると思い、思わずよけてしまった。本当に倒れ、上の人が落ち、回転して頭の方から落下してしまった。しかも少し下り坂。急いで駆け寄ったが、『自分はよけたくせに』と思っていた。