奪われたうな丼

アンコっち宅にいて、これから帰るところ。私は、玄関にあった時刻表で新幹線の時間をチェックしている。15時に出ると何時に着くんだろう?見方が良くわからない。

とにかく出発したのだが、気付くとなぜかまた戻って来ている。トイレなどを探してウロウロしていると、アンコっちの母に見つかってしまった。あらまだいたのねと喜ばれる。

どこかの会場。私は広い畳の部屋を通過してトイレに向かうが、その部屋には法事か何かの人たちが大勢いる。お膳がずらりと並べられていて美味しそうだったので、うな丼だけ1つちょうだいした。それをテーブルに置いてからトイレへ。

トイレはとても混んでいた。家の方ならすいていたハズだと思い少し後悔する。ここのトイレは、1個室に3つの穴が開いている。つまり、1つの個室が3人用というわけだ。みんな遠慮しつつ中へと入っていく。

私は誰もいない所に入ったが、個室同士も仕切りがなかった。結局は意味ナシだ。隣にミギの妹がいたので、顔を見合わせて照れ笑いしていた。

トイレから戻ると、うな丼がない。器はあるけど中身がない。誰か(ナーちゃん?)が食べてしまったらしい。私のだとわかったようで謝られた。すごく悲しかったけれど、「いーんだよ。置いといたのが悪いんだから」と答えていた。