紙飛行機と胎動

ベッドに妹と並んで寝ている。

天井に格子状の窓があり、そこから紙飛行機のような物がぶら下がっている。あれ?と思いながら見ていると、それはするすると引き上げられて窓の向こうに消えていった。きっと小人たちがやったんだろうと思い、ちょっと楽しい気持ちになる。

オナカがピクピク。しゃっくりをしているんだなと思う。妹に胎動を教えてあげようと考え、妹の手を自分のオナカに導いていた。