エレベーターにて

そっくりな二人がいる。一人は副理事長かもしれない。おじいさんだ。企みがあるに違いないので、報告すべく急いだ。エレベーターに乗り込む。銃を持った軍人が調べに来るとわかったので、天井に手を掛け必死に掴まった。足を持ち上げ、隠れようとする。軍人が二人来て、エレベーターの中にいた人が一人連れ去られてしまった。『見るな見るな』と念じたが、軍人の一人がこちらを向いて、目が合ってしまう。しかし、見逃してくれたようだった。急いで逃げる。硫酸団子が投げまくられていたので、かいくぐって必死で走った。