修学旅行へ

ビジネスホテルの一室っぽい部屋。修学旅行に行かなくちゃいけないのに、寝坊してしまったと気付く。 窓から見ると駅のホームが見える。乗るはずだった新幹線がちょうど出てしまったところだった。「190」と書いてあった。190号ということか。 携帯のメールを見ると、モリ先生(3中時代?ちょっとコワイ?)から。待ったけど集合場所に来なくて驚いたということと、電車の乗り継ぎ時刻が書かれていた。私が思いっきり遅刻していることをちょっと面白がっている様子がうかがえた。 携帯で電車の時間を調べてみると、8:01のに乗れば良いとwかる。しかし、時計を見たらあともう2分しかないのだった。慌てて外に出る。 台の上で新聞を並べて売っているような所があり、そこで乗り継ぎをチェック。やけに乗り継ぎ回数が少ない。不思議に思い考えた結果、そうだ成田から飛行機なんだな、と思う。もし皆に追いつけなかったら一人で行かないといけない。空港でのあれこれをちゃんと出来るだろうかと不安になる。 目の前がすぐに駅だったので、間に合うかもしれないと考える。階段の脇が切符を売る窓口になっている。窓口は3つあるけれど、階段の所なので高さはその分ずれている。そして、窓部分はやけに高いところにあって届かないくらいなのだった。私はどこだかの駅まで切符を買っていた。 修学旅行の行き先は海外。免許証(パスポートの気持ち)が見つからないので、一生懸命に探している。お財布3つ(黄色・赤・黒)の中をゴソゴソと探す。 いろんなカードや昔の免許の白黒コピー、誰かの免許証などが出てきた。でも肝心な自分のが見つからなくて困っている。 ふと見ると、噴水のような所に人が集まって何か見ている。気になって私も近付いたけれど、やはり免許証を探し続けていた。 気がつくと私はホームにいて、電車が入ってきた。降りるときに都合が良いことを知っているので、前の方に乗りたいと思う。しかし私がいた場所から乗ると、かなり後方。乗り込んでから前へと歩き出していた。