幻のプリン

おばあちゃんの家にいる。冷蔵庫にあったプリンを見ると、「幻のプリン」と書いてある。でもミルミルの容器だ。上はくりぬかれててラップがしてある。どうしてミルミルの入れ物なんだろうと不思議に思いながら洋室へ行くと、チャムが一人で座っていた。

プリンを食べようと思う。フタを開けると中身がほんの少し。そのまま口へと流し込んだけれど、一瞬で終わってしまう。もっと食べたいなあと思っていた。

皆は和室にいる。チャムと少しだけ話した。あまり話すとお母さんが嫌だろうなと思った。チャムもわざと皆から離れているんだろうなと考えていた。