キヨばあ

お母さんが、髪を編んでくれている。私は久しぶりだなぁと思いながら(鏡で?)見ている。てっぺんの髪を少しだけ取り、三つ編みにした。そしてサイドも少しずつ三つ編みに。合計3つの三つ編みを作る作戦だとわかった。しかし、取る量が少ないため、三つ編みが細すぎるのだ。上手く編むのも難しいらしく、一部は浮き上がってしまっている。お母さんは「ゴメンね痛かったね」と言いながら直してくれていた。

場面が変わり、家の近くにいる。キヨばあが誰かと話しているのが見えた。赤いリボンの付いた黒いハット、トップも黒、スカートも黒。スカートにはフリルが付いていて、靴(やっぱり黒)には模様が入っている。変なカッコしてるなぁと思った。私のおばあちゃんがいたので、「キヨばあがいるよ」と話しかけた。「北は寒いからね」という返事が返ってくる。だからいつもあそこに立っているんだということらしかった。

私は、「トイレ行ってくる」とおばあちゃんに言い残して走った。小学生くらいの女の子たちが談笑しているところを通過する。そして、その辺りにトイレがあることを、通り過ぎてから気付いた。でも、私は地元民なのだ。別のトイレも知っている。1本先で曲がればいいとわかっていた。でも、そのトイレは汚いこともまたわかっていたので、内心イヤだなあと思っていた。

トイレの近くに来ると、塀に鏡が2つ並んでいる。私は髪型を見たかっただけなので、鏡に近付いてチェックした。すると、唇が変にめくれているのだ。ヒドイなと思いつつ横を見ると、誰かがいた。『見られたかな…』と凹んだ気持ちになっていた。