テリー伊藤

彼と一緒に、車で隣りの駅のイトーヨーカドーにやって来た。到着したところで、もう閉まっていることに気付く。ここはあまりお客さんが来ないお店だから19時には閉まっちゃうんだなと思った。そう彼に言うと、ガッカリした様子。他のヨーカドーに行こうかと話し合った。

気がつくと、ヨーカドーの中にいる。別のヨーカドーまで足を延ばしたらしい。彼と私が窓際で何かを見ていると、女の人が話しかけてきた。「炎です」と言う。火事が起きたんだなとわかった。その人は、私たちが金町のヨーカドーに行くならこのことを皆に伝えて欲しいと言った。彼は「金町はちょっとわからないです」と答えていた。

場面が変わり、我が家に到着。家の前まで来たところで、車に乗ってくるのを忘れたことに気がついた。2人で「うそ!」とか言いながら焦っていると、駐車場には見知らぬ車が停まっている。恐る恐る近付いた。車はマッツンのものだったので、ホッとする。

マッツンとユカボンは、私たちを待っていたようだ。少し話をしていると、マッツンの車と隣りの車の間にしゃがんでいる人がいるのが見えた。ナッチョビちゃんだった。私は「○○○ちゃん(←ナッチョビちゃんの名前)だよね」と声をかけ、ナッチョビちゃんと顔を見合わせてニコニコしていた。

いつの間にか私は一人になっている。家の前にいると、地震が来た。かなり大きい。すぐにおさまったものの、何か被害があったのではないかと私は心配になった。彼はどこに行ったんだろう?

目の前がリビングに通じる窓だったので、そこを開けて彼の名前を何度も呼んだ。しかし返事がない。不安に思いながら窓を閉めると、端の方に人影が見えた。背中しか見えなかったけれど、テリー伊藤だなということがわかった。何かを盗みに来たんだなと確信する。

テリーは私の気配に気がついたようで、こちらに振り向こうとしている。逃げなくちゃ!と思った瞬間、私は隣りの家(?)の屋根の上に移動していた。そっと覗いてみると、テリーは銃のような物を持って左右を警戒していた。見つかったら撃たれていたに違いない。危なかった…。さっきは何の気なしに近付いて声を出したりしていたけれど、次に着地する時には気をつけないといけないなと思っていた。

屋根には数人の人がいた。私は大きな気球のようなものを手に持っている。気球の丸い部分の下からは、打ち上げ花火が幾つもぶら下がっていた。これが作戦には重要なのだ。私は少し移動してから、それを注意深く下へと放った。

その瞬間、作戦は成功したなとわかった。屋根の上にいる人たちで、それを喜んでいた。私は端の方に移動すると、北野武と何か話していた。