学校の廊下のようなところを皆で歩いている。ふと、指輪を見ると石の部分がなくなっていることに気がついた。慌てて彼を呼ぶ。人がたくさんいたのでちょっと恥ずかしかったのだけど「ケンちゃーんっ」と大きな声で言った。すぐに気付いて来てくれた彼に「大変なことになった」と指輪を見せた。

よく見ると、石が取れているというよりは石のある部分が斜めに切断されているような感じ。いつの間にか何かの機械でせん断されてしまったんだろうか?そういえば、さっき指に何かが触れたような気がする。あのササクレはこれで出来たのに違いない。急いでその場所に戻った。キョロキョロと探していると、サノさんとノザキさんがそれを見て何か言っていた。

場面が変わり、教室に居る。今日は卒業式のようだ。前に何人か人が並んでいる。ガッチョンが誰かに「写真撮ってあげる」と言いながらカメラを構えているのだけれど、ちょうどその前にも同じようにカメラを構えている人がいてすごくジャマそうだった。私は自分の席からその様子を見ている。ガッチョンは小学生の時の同級生なのだけど、何となく今ここにいる私たちが小学生だというのには違和感を感じた。あれこれ考えた末、中学校の卒業式なのだなと思い納得していた。ガアが何か言おうとするような顔をしていた。私はそれを見たら知らないうちに涙がこぼれていたので急いで拭った。

気がつくと下駄箱にいる。靴の中にタバコが入っている。少し大きな箱の「キャスター」だった。大きいから高いのかなと思って値段を見ると570円だった。

次に私がいたのは小学校の外だった。タバコを吸おうかな?と考えたけれど、小学校の校庭に吸う場所はないだろうなと思い当たった。それよりも家に帰ろう、と思った。『歩いて帰っていいのかな?』という考えが浮かび、なぜだろうと思ったら朝は自転車でJRまで行ったからだった。自転車を取りに行くにはバスに乗らなくちゃいけなくて面倒だなと思っていた。更に、朝は彼と車で行ったのかもというような気もしていた。

どの場所に入るか忘れたけど、人がいない廊下を歩いていたら前方におじいちゃんが現れて、おばあちゃんと一緒にそれを見てビックリしている場面もあった。

☆前に実際に指輪の石がなくなったことがあって、その時みたいな気持ちだった。