ヘビ

朝、起きてから居間へ。テーブルの上に物件情報が載っている。何だか高そう。私は「今さらやっぱりヤメタなんて言われてもムリだからね」と言っていた。

TVを観ると、勇ましい感じのアニメだった。十二国記かも?と思ったけど、下の方にseven in the towersと書いてあった。時間は午前9時をまわったところだった。

ゴハンを食べる。TVは別の番組に。どこか外国の様子。戦争の後のような感じ。兵士たちが死んだカエルを売ったり子供がカエルを食べようとしたりしている。

ふと自分の右腕を見ると、その国にいそうなヘビがクルクルと巻きついていた。「きやあーーーーーーーーーーーーっ」と叫ぶとお母さんが慌ててやってきた。だからといって何か術があるわけでもない…。

私はヘビの頭がこっちを向かないように願ったけれど、ヘビはクルリと顔をこちらに向けてしまった。クルクルに巻きついているから、自分から離すには逆向きに回転させなくちゃいけない。噛まれたら大変だとはわかっているけど、見た目がおぞましいので触ってどうにかする気にはなれなかった。顔をそむけて噛まれないようにしていた。