象の群れ

10人くらいでトンネルを歩いている。その先は広いスペースで、緑が広がっている。

そこには象の群れが歩いているのだけど、一番最後の象が、トンネルの出口のところで左右にポンポンと跳ねだした。人間が行くのを防ごうとしているのだとわかった。自然界の掟のようなもので、下っ端の象がその役目を担っているのだなと思った。

一緒に歩いていたおじさんたちは慌てて「おい止めろ」などと言っていた。私はその象に飛び乗ってみた。暴れそうだったけれど、何とか乗ることができた。