シンガポール

道路にいると、雷。何人かでいっしょにいる。私は「伏せて!」と叫んで自分も傘といっしょに伏せる。ものすごく大きな雷が落ちて、その勢いの風が傘に当たったのがわかってとても怖くなった。

ナオちゃん・マミ・軍団の総勢7、8人でシンガポールらしきところにいる。もう帰る日らしい。どうやら船で帰ることになってるみたい。船の着く場所がわからなくて困る。二人(誰か忘れた)は別行動をしているからもう着いているのかもしれない、と思う。

ナオちゃんがおそらく外人であろう太ったおじさんに英語で聞いて、そしたらそのおじさんがニコニコしながら私たちを誘導する。付いていって小さな建物のシャッターの中に入る。そこには巨大なローラーみたいなものにヒモとかがぶらさがってるやつがある。アスレチックとかにありそうなやつ。

船の出る時間は25分。その紐につかまって一生懸命に登る。30分を過ぎてもちっとも進まない。しびれをきらしてナオちゃんがおじさんに聞いてみると「35分だし、もう(船は)出ちゃったんじゃない?」と楽しそうに言われる。騙されたことに気が付いて憤る。ナオちゃんは責任を感じちゃったみたいで「ごめんっ」って私たちに言ってた。私は怒ってキれて、つたない英語で怒りの言葉をぶちまけてた。「港はどこにあるの!あっち!?それとも向こう!?」と怒って聞いたけど、おじさんはあまり動じた様子もなく港の場所も教えてくれなかった。とりあえず急いでそこを出てまた港を探して歩く。

コンビニがあって、買いたいものを思い付いた私は「先に歩いてて」と(多分ナオちゃんに)声をかけてコンビニへ。レジで買おうとすると若くてかっこいいレジのお兄ちゃんが何か小さな声で話し掛けてるので耳を近づけると「すごいかわいいですね」と言ってくれたのでうれしくなる。ありがとうと返事をする。お金の精算が終わった後にまた何か言って右腕のところに軽くCHUってしてくれたよ。何だかこっぱずかしい気持ちになりつつ店を出るとみんなもう見えない。とりあえずしばらくまっすぐ歩いて。

『そろそろ曲がるのでは?』と不安になったとこでマミに電話しようと携帯を耳に当てる。マミも私に電話していたらしく既に電話がつながっていて、マミが「ともちはいますか?」と言っている所だった。「もしもし」と言ったらマミは驚いていたけどつながって喜んでもいたよ。

駅前は大きなロータリーになってる。周りは箱根とか熱海にあるようなあやしいレストランが並んでいて(細い階段を上って入るようなところ)、そのうちの2軒は少しコギレイで人が並んでたよ。私たちもそこに並んでみたよ。