二人同夢

6月20日だか30日だかに、市原隼人と一緒に一泊することが決まった。一晩一緒にいたらもしかして…と考え、割と好きだったのでちょっとワクワクした気持ちになる。しかし、思い出した。私にはけんちゃんがいるではないか。もしそんなことになったら素知らぬふりで過ごせるだろうか?いやムリだ。けんちゃんだけにはそういう裏切りはしないと誓っていたんだから。

場面が変わり、ウエマツと話している。さっきのことを報告した。その後もあれこれ悩んでいたら、目が覚めた。そうか夢だったのか。ホッとしていると、ウエマツと出くわした。すると、ウエマツが「6月20日とかすごい言ってたよね」と言う。でもそれは夢の話だよ?

ということはウエマツと私は同じ夢を見ていたのだと気付き、「え!」と叫んでしまう。ウエマツも驚いた顔だ。私は続けて「すごーい!」と大きい声で言おうとしたのだけれど、興奮しすぎたのか上手く声が出せず、もどかしい気持ちになっていた。

まさか二人同夢を見られるとは思わなかった。嬉しくて仕方がない。早くこのことをマアちゃんに報告したいと思う。きっとびっくりするに違いない。しかし、そう考えているうちに、そういえばマアちゃんは既に二人同夢を見たことがあると言っていたなと思い出した。じゃああまり驚かれないかもしれないなーと思っていた。