ゴマカシ

なっちとどこかの玄関先で話していると、中から男の人が出てきた。イチゴのタルトのような丸いケーキが2つ乗ったお皿を持っている。その人は、これは何かとなっちに聞いている。私は咄嗟に、ごまかしてあげなければと思った。「あ、私がお願いしたやつかもしれません!」と言い、なっちにも「私が頼んだやつでしょ?ありがとう」などと聞いたりしながら何とか誤魔化してみた。私は立ち去り、歩いている。なっちが追いかけてきたので、私たちはさっきのことについて話をしていた。