ローストビーフ

デパートのようなところ。いろいろな美味しそうな物が並んでいるコーナーがある。この中だったらどれが好きかと聞かれ、私はローストビーフを選んだ。100gあたり500円のところ、値段が消され242円になっている。下の方には、昨日の値段らしい244円という表示も線で消されていたけれど残っていた。どれが好きかと聞かれただけで買ってくれると言われたわけではなかったが、私はもうその気になっていた。彼は、ローストビーフを買ってくれることにしたらしい。値段を見て、わざとちょっとビックリした表情をしながら3キロも買ってくれた。近くにある小部屋のような場所へ。誰か2人いて、小さな機械(タイムレコーダーのような形)を見ている。買った物の量がわかるらしいのだ。彼が3キロ買ったことを驚いていた。私に買ってくれたんだと知ったら問題になるかもなと思う。(彼と私はまだ結婚してないような感じ)彼女たちは後で「3キロも何を買ったんですかー?」と聞くに違いない。しかし彼は、そういうところは不器用だからきっとドギマギした答え方になってしまうだろうなと思った。3キロちょうどというのも怪しまれるだろうなあ、とも考えていた。妹は欲しい物がなかったらしい。この街には妹の欲しい物はないと思い、別の街に立ち寄るかどうか聞いてみると、妹は嬉しそうにしていた。しかし、お父さんとお母さんと一緒に車で来ていたので、電車で帰って途中で降りるというのはまずいかもなあと思った。気付くと、トヨか誰かと外を歩いている。さっきのデパートはもう閉店していた。まだ16時半なのに。16時閉店らしい。今時こんなに早く閉まっちゃうお店なんて珍しいなと思い、そのことについて話していた。