預ける

カオリちゃんの家にサーちゃんを預けてくれるとお母さんが言う。そして、お母さんと妹が出かけて行った。私はひとり家でのんびり。オムツも預ければ良かった、何も準備しないままで悪かったなと思い、カオリちゃんにメールしようかと思う。するとお母さんたちが戻って来た。カオリちゃんは家にいたかと聞くと、いなかったとの答え。しかしサーちゃんは居ない。じゃあ今どこに?問い詰めたら、実家に置いてきたと言う。ひとりで寝かせておいて何かあったら大変。まさに今、号泣しているかもしれない。私は自転車で迎えに行こうと決めた。気がつくと、テーブルを囲んで皆でオシャベリしている。サーちゃんもいた。どうやら、近くに座っているあの青年が連れて来てくれたらしい。お礼を言おうと考えていた。