ソファで彼と並んで座っている。私たちは、おニャン子クラブか誰か(イメージではニャンギラス)の、ある曲を思い出そうとしていた。

2人でニャニャニャニャとハミング調で口ずさんでいたら、その続きを自然に思い出してきた。私は、時々止まりながらも「♪春が来たら 終わりにしよう 夏の日差し木漏れ日が飛んだ♪」と歌い、「…じゃない?」と彼に聞いた。

彼はぴんと来ないような顔つきだったけれど、私は思い出せてスッキリした気分だった。その曲の感じは、「やまだかつてないwink」の「さよならだけどさよならじゃない」に似ていた。