乾燥車

飛行機に乗っている。着陸しようとしているらしい。窓がないから風の影響をモロに受けてしまう。『ホントなら大変なことだよ』と思っていた。アナウンスはデルちゃん。

場面が変わって、おばーちゃんとおかーさんと一緒に電車に乗ろうとしている。その電車は「乾燥車」と書いてあった。少しイヤだなあと思う。乗り込もうとしたら、湿気を防ぐためか、ほんの少ししかドアが開かない。すり抜けるようにして電車に乗った。

おばーちゃんもおかーさんも妙に動きが素早く、あっという間に座っていた。私がおかーさんの前に立つと、おかーさんの持っている袋から何か液が垂れている。どうやら漬物が入っているらしい。ポタポタと、止まる気配はない。

仕方なく、別の袋でガードしていたら、今度は私が持っているポップコーンがこぼれてしまった。見知らぬ乗客が拾ってくれたのでお礼を言う。「これ、高いんですよね?」と聞かれたので「キャラメル味なので…」と答えたが、本当にキャラメル味なのかは自信がなかった。そのポップコーンは、サラダボウルのような白い入れ物に入っていた。取っ手がついていて、ミッキーマウスの絵が描いてあった。