ブランコ飛行機

クサリの長〜いブランコに、デルちゃんと、小学校の時の友達と一緒に乗っている。このブランコは遠心力でグルグルと回転しながら飛行機のように進むという画期的(?)なタイプのもの。

進んで行くと、ビルやホテルがどれも半壊状態で驚いている。デルちゃんが冷静に「あれのせいだよ」と言う。私も『ああ、あれか』と思うものの、事故なのか事件なのかいまいちピンと来なかった。

しばらく飛ぶうちに、どうやら北海道に向かっているということがわかる。半壊したビル群を抜けて、海を越え始めたら、向こう側に北海道が見えた。チェッカーズの”涙のリクエスト”を歌いながら進む。そういう決まりになっているらしい。

どこかの小学校の付近に着陸。降りようとしたら、ちびっこ達がワラワラと集まってくる。みんな浅黒く、どう見ても北海道の子ではないと思われる。ブランコは上下に軽く揺れながら回転している。地面には本のカバーがたくさん落ちていて、下に降りた瞬間を狙って、それを残さず拾わなくては上陸は許可されないようだ。

なかなか難しい。右手でクサリをしっかりと掴み、タイミングを見計らいながら左手で次々とカバーを拾う。拾ったものはそのまま持ち続けていなくてはならないから更に大変だ。

ふと気付くと、自分の後ろにサルが立っている!『アテネはサルに負けてしまうのか!?』という競技(何が?)に変更された模様。こんなサルとどうやって闘おう?……と思ったところで目が覚めた。